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子どもたちへ残すのは、技と心
テレビゲームもＤＶＤもない昔の子どもたちは、山里ぜんぶが毎日の遊び場でした。大きい子も小さい子も、いっしょになって遊びました。ケンカもたくさんありましたが、互いに限度を心得ていました。季節ごとに様々な場所で、さまざまな自然のものを道具にして遊び、生活の知恵を体得していきました。子どもなりに、自然の中で社会を形成していたのです。

	こころが現代では、社会状況が大きく変わり、山や川は危険な場所となって、遠ざけられてしまっています。また、少子化が進み、学年別の行動が増えたため、大勢の子どもがまとまって遊ぶということもなくなってしまいました。このままでは、とても大事な何かが失われたままになってしまいます。

そこで、池田町というふるさと全体を、大きな遊びのフィールドとして、季節ごとの楽しみ方や昔ながらの遊びを子どもたちに伝えていこうと、池田町の公民館が主体となり、小学校のＰＴＡや総年収団連絡協議会、山の会、歴史の会、地域活動連絡協議会など、さまざまな団体が協力し企画運営しているのが「子ども池田学講座」です。池田町では、こうした遊びを通して池田の自然とふれあい、池田固有の歴史や文化を体得していくことを、「池田学」と呼んでいます。この親子池田学講座の他にも、町内の小中学校で、地域の人を講師にした授業なども行っています。池田学講座の「先生」も、もちろん地域の人たちです。
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「池田学」講座内容一覧春の山野編秘密基地づくり、食べられる山野草探しと調理・実食　など夏の川原編水辺の生き物調査、川遊び、ワイルド地獄鍋　など秋の山野編缶蹴り遊び、とうちゃんとプチ・サバイバル、きのこ鍋　など冬のたんぼ編雪遊び、かまくらで焼き餅　など

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